「精油の安全性ガイド」出版記念セミナーへ

3月22日は、フレグランスジャーナル社主催の「精油の安全性ガイド」出版記念セミナーへ行ってきました。

「精油の安全性ガイド」第2版の日本語翻訳版が出版された記念のセミナーでロバート・ティスランドさんからお話が聞けるという貴重なものでした。

ロバート・ティスランドについて

ロバート・ティスランドといえば、1977年に「THE ART OF AROMATHERAPY」を出版し精油を植物油で希釈しマッサジする方法を広めた方。その本が翻訳され日本に伝わったのが1985年です。
このことは、ナード・ジャパンのアドバイザーテキストにも載っています。

まさにアロマテラピーの普及に尽力されてきた方なのです。

講義内容

テーマとして「精油の安全性を学ぶことはなぜ大切なのか」「吸入」「局所塗布」「内服」「抑えるべき安全性ガイドライン」があげられてました。

これらをさらに掘り下げてお話しされました。

英語で話されていましたが、日本語の通訳もあり、スライドが日本語でテキストもカラーでしたのでとてもわかりやすい。
今まで勉強したことの再確認が出来たこと。また、症例も紹介されており納得のいく内容でした。

症例で紹介された中で、「無調整牛乳に精油を数滴混ぜて、小さなお子様を入浴させたところ肌が痛いと訴えた」というものがありました。牛乳に混ぜるなんてはじめて聞きましたが、英語圏ではこの使い方結構多いらしいのです。
牛乳は、精油を乳化させることができないので基材としては不適切とのことでした。

「入浴時に精油を直接入れてもお湯に溶けない!」ので必ず乳化剤を使うこと。
私がアロマテラピーを学んだとき知り実践してきました。
市販の本では、バスソルト作りが紹介されていて、塩に精油は溶けるのか?と疑問を持っていました。バスソルトに精油を入れるときは、乳化させてから混ぜるようにしています。そして、塩も基材としては不適切でした。

精油を希釈せずに原液を皮膚塗布したときの事故事例もありましたが、アロマセラピストでありながらそのような使い方をしていたいうことでさらに驚きでした。

内容については、レッスンの中でシェアをしていきます!

精油の安全性ガイド 第2版 フレグランスジャーナル社
おすすめ本ブログでも紹介しています。

ご参考記事

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