花粉症のしくみとアロマテラピーでの対処法
スギ花粉が飛びはじめました!
スギ花粉のしくみとアロマテラピーでの対処法についてお伝えします。
スギ花粉アレルギー花粉は、何故起きるの?
2月3月になると現れるスギ花粉
スギ花粉の「アレルゲン(抗原)」は、スギ花粉に含まれるCryj1、Cryj2というタンパク質成分
このスギ花粉が、目や鼻から体内に侵入します。
すぐさま、「マクロファージ」さんが、異物侵入を捉えて食べまくります。
そして、スギ花粉のアレルゲンだとすぐさま認識します。
そうすると、記憶細胞さんが、ビビリます。(アレルゲン・・・嫌な予感・・)
「マクロファージ」さんから、スギ花粉来たよーと知らせを受けた
「ヘルパーT細胞」さんは、「B細胞(抗体産生細胞)」さんになんとかしろっと命令
「B細胞」さんは、Ige抗体をスギ花粉に与えます。
大量のIge抗体が出されると、「マスト細胞(肥満細胞)」さんが、Igeの量に応じ、ヒスタミンを出します。
大量のスギ花粉が、体内に侵入→Ige抗体出しまくり→ヒスタミン出しまくり
ヒスタミンは、白血球の遊走性を高め免疫強化してくれる働きがあります。
ヒスタミンが活性化されすぎると、かゆみ、気管支収縮発赤等、アレルギー反応を起こします。
そして、ヒスタミンにより鼻の粘膜を刺激、くしゃみ連発!鼻水でる!(異物を外部に出そうとするので)
そして、目の知覚神経を刺激して、かゆみ、涙が出ちゃうんです。
市販の薬で対処
細胞さんは一生懸命戦っているのですが、人間さまは、くしゃみ、鼻水、かゆみがつらいのでお薬を体内に投入します。
そのお薬は、ステロイド(副腎皮質ホルモン)さん
強力な抗炎症作用と免疫抑制作用をもつ薬剤。
ヒスタミンによって起こったアレルギー反応を強力に抑えます。
そして、くしゃみ、鼻水、痒み等のアレルギーが収まるのです。
でも、ステロイドは、たくさん使いすぎると副作用もありますので注意が必要ですね。
ところで、花粉症にならない人はなんでなんでしょう。(ここは、私見解です)
・スギ花粉が、体内に侵入しても異物と捉えていない。
・花粉の蓄積にまだ余裕がある。あふれたときに、免疫が異物と認識する。
こんな理由かなー(あくまでも個人的意見)
アロマテラピーでの花粉症アレルギー緩和
・ヒスタミンを抑え、アレルギー症状を改善する作用や免疫調整作用のある精油を使うのはどうでしょうか
・カタフレイ(抗ヒスタミン作用)
・タナセタム(抗ヒスタミン作用、抗アレルギー作用)
・リトセア(抗ヒスタミン作用)
・ティートゥリー(免疫調整作用)
・ユーカリラディアタ(抗カタル作用、免疫調整作用)
・ペパーミント(鎮掻痒作用)
ジェルや植物油に希釈して鼻近辺に塗る。
または、スプレーを作ってマスクにシュッもいいですね。
参考文献:はたらく細胞
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