精油の化学と精油成分の生合成

レベルアップセミナー受講

ナード・ジャパン主催でナードの会長である小池一男先生による「ケモタイブ精油小辞典を学ぶためのケミストリー」セミナー受講してきました。内容は、大きく4つありました。

1.簡単な構造式を理解し、描けるようになる
2.精油成分の主な科学的分類を理解できる
3.精油成分の立体異性体を理解できるようになる
4.精油成分の生合成を理解できるようになる

冒頭で日本では雑貨扱いであるアロマ(精油)ですが、楽しむだけのアロマを優先させていいのか?と・・
アロマテラピーは、アロマを使った療法でありアロマセラピスとは、国家資格はないものの医薬品と同じように適正利用、法律、資格、品質管理などの医療人としての勉強が求められるとお話されました。

アロマテラピーを伝える立場として身の引き締まる思いでした。

化学を学ぶ基礎知識から異性体について、過去におきた薬害事件「サリドマイド薬害」の紹介。
私が中学生くらいのとき、サリドマイド児を知りました。でもどうして害になったのかということまでは知りませんでした。
以前、登録販売者の受験勉強の時にこの薬害の原因をしりました。
・鎮静、催眠作用をもっているのがR体
・催奇形性は、S体
薬は、このR体のみを投与して使われていたが、なんと体の中でS体にラセミ化してしまうそうでこの薬害が起きたのです。

こんなこともアロマの科学を知らなかったらR体、S体ってなによ?ってなっていたかと思います。
でも、現在ではこのサリドマイドは、ハンセン病などの治療に使われているそうです。

そして、だんだんと難しい話になっていきます。

代謝、精油成分の生合成経路・・駆け足で進んで頭がヒートアップしました。

そして、最後に小池先生のアロマの一歩は、ラベンダーの香りで時を自由に行き来したという「時をかける少女」の映画だそうです。なんかロマンティック!

アロマ・アドバイザーでは、レッスン2にて精油の化学を学んでいきます。
安心、安全に使うための大切な内容です。
今回学んだことも交えてできるだけわかりやすくお伝えします。

下記は、教えてもらったWEBサイトを使って立体化したものです。イソプレンと水(H2O)です。

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